2007年08月22日

【エンジョのつぶやき】

昨日は稽古が休みだったので、家で自主練習。

その内訳は、高校野球観戦です! 高校野球は準々決勝が一番面白いのです。

帝京高校VS佐賀北高校の対戦は3-3のまま、延長戦へ。お互いに幾度となく絶好の
チャンスをつかみ、そして絶体絶命のピンチを迎える。

どちらも、ゆずらない。


少しのミスで試合終了という場面で、ものすごい集中力を発揮する高校生達。
普段通り、基本通りやれば何の問題もない場面で、信じられないミスをしてしまう高
校生達。

こうして、下馬評をくつがえし、試合中にどんどん成長していった佐賀北高校が延長
13回サヨナラで劇的な勝利。お客さん総立ち。挨拶の最中も、校歌斉唱の時も、スタ
ンディングオベーションは鳴りやまず、高揚したグルーヴ感でいっぱい。
そう、そこはまるで魔術的な劇場のよう…


そりゃあ、高校生は下手っぴだよ。プロにやらせれば、簡単にできてしまうだろう。

 

では私は、高校生に何を見ているのだろう。

今、頑張らなければ、明日はない。試合だけじゃない。この仲間たちと一緒の明日も
ないんだ。
4番バッターでもバントをする。
明らかに疲れてヘトヘトなのに、エースは交代しないで投げ続ける。

一人はみんなのために
みんなは一人のために


決して最後まで諦めず、声を張り上げる。


そして、劇場にいるみんなが、そこにいるであろう野球の神様に最大限の敬意を払っ
ている。

その神聖な空気。


高校野球のお兄さん達が年下となった時、不思議な感慨があったけれど、今は別の感
慨がある。『青春』とも少し違う感慨。


毎年のことだけれど、甲子園は、私にとっての最高の自主練習場だ。


8月20日  森本喜昭

posted by 十字軍 at 01:08| 稽古日記